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Pianist

Yuki Nambu

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嬉しかった話


ウィーンの卒業試験で演奏したフォーレのピアノカルテット。

メンバーみんな、本当に才能豊かでおちゃめでユーモアがあって、たくさん遊んでたくさん笑って。

演奏中もお喋りしているような遊んでいるような、そんな楽しい幸せな時間を過ごしました。

これはどうしても、形に残しておきたい、みんなと離れても、またいつか絶対一緒に演奏したい。

そんな想いを込めて、大学の録音技師科<トーンマイスター科>の学生さんに頼んで、録音をしてもらいました。

2日間の録音。楽しくて楽しくて、たくさん笑いました。

いろんな子が覗きに来てくれたり、顔を出してくれたり。

楽しいところには人が集まるんだなぁ。

そして先日、その音源がようやく出来上がりました。サウンドチェックを日本の部屋で一人していましたが、みんなが側にいるような不思議な感覚になりました。ひとり部屋で涙。みんなに会いたいな…。

そして。

トーンマイスターのエリアス君は、オーストリアのNHK的ラジオ、Ö1というラジオ局で2016年に賞をとっていて、昨日、Ö1で彼のインタビュー番組が放送されました。

私たちのフォーレが少しだけÖ1で流れ、エリアス君が録音について語っていました。

私たちの音源が流れたのはほんの1分くらいでしたが、とても嬉しかったです。

エリアス、ありがとう。

ドイツ語ですが、下記リンク先でこれから1週間、視聴していただけます。

ページの画像内にある再生ボタン▷を押していただき、番組の最後の方(11:25前後)からエリアスくんのインタビューが始まります。

ドイツ語のお勉強に、どうぞ!

さて、これから名古屋入りです。

いい演奏ができたらいいな。

ウィーンの仲間たちの笑顔を思い浮かべて

Viel Spaß!!!!


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