山の中のアトリエのピアノ
- Nambu Yuki

- 8月24日
- 読了時間: 1分
今年も蓼科のアトリエにお邪魔してきました。
静かな別荘地にある美術アカデミー。
アトリエにあるピアノを演奏させていただきました。
ピアノはブリュートナー。
ドイツのライプツィヒのメーカーです。
とてもよく歌うピアノで、音と音の重なり溶け合う美しさが他のメーカーのピアノとの圧倒的な違いです。
画家のパレットから美しい色が重なって絵が出来上がるように、
ピアノのハーモニーも音が重なり合って柔らかく変化していくことを感じました。
オーナーである奥様が涙ぐまれながら
「このピアノを買ってよかった」
とおっしゃってくださって、私も本当に嬉しく思いました。
ピアノは、人生と共に歩んでくれ、様々な音を聴かせてくれる。
それぞれの人にとって大切な楽器であることを改めて感じました。
きっとまた来年も行けますように。
次は何を弾かせていただこう…?
「このピアノであの曲を弾きたい」と思わせてくれるピアノとの出逢いは、そう数多くはありません。
素敵な個性のピアノとまた遊べる(spielen)日を楽しみに過ごそうと思います。

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