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Pianist

Yuki Nambu

IMG_0931.JPG

美術館巡り


週末は、久しぶりに美術館へ。


・国立新美術「メトロポリタン美術館展」




・東京都立庭園美術館「アール・デコ貴重書展」




に行ってきました。



メトロポリタン美術館展では、時代ごとに主要な画家の作品を観ることができました。


フラ・アンジェリコ、フィリッポ・リッピ、エル・グレコなどの宗教画、

カラヴァッジョやジョルジュ・ラ・トゥール、ルーベンスにフェルメールにレンブラント。

ターナー、クールベ、コロー、マネ、モネ、ルノワール、ドガ、セザンヌ、ゴッホ…などなど。


知らなかった作品で印象に残ったのは、

ジャン・シメオン・シャルダンの「シャボン玉」です。


シャボン玉をつくる若い男性の額に、光の反射によって大粒の汗があるように見え、

まるで生きているような躍動感に驚きました。


それから、ターナーのヴェネツィアを描いた作品。

以前、ターナー展に行った際は暗い色使いが多いなぁという印象だったので、

ヴェネツィアらしい淡い光と水面の色使いにびっくりしました。


それにフランソワ・ブーシェの「ヴィーナスの化粧」にも圧倒されました。

the モーツァルトの時代!


あとはベラスケスも素敵だったし、ドガの指の跡もしっかり見られたし、

セザンヌも素敵だったなぁ。




ウィーン留学中に各地の美術館にたくさん行っておいて良かったなぁ…。

また美術館巡りしたいなぁー…。

(留学中はアルバイトでお金を貯めて、行ってみたい都市に格安旅行をするのが毎年恒例でした。ユースホステルや夜行列車など、今思うと結構やんちゃな旅をしてました。)




都立庭園美術館では、素敵な館内でたくさんの貴重な書物が見られました。


やはりこの美術館は内装が特別美しいです。

アール・デコのデザイン大好き。


特に目に留まったのは、

ドビュッシーの楽譜絵本「おもちゃ箱」。


色使いもとてもかわいかったです。





庭園には爽やかな風が吹き抜けて、とても気持ちの良い午後でした。



素敵な美術品をたくさん観て、いろいろと思いを馳せた楽しい週末となりました。





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