週末は、久しぶりに美術館へ。
・国立新美術「メトロポリタン美術館展」
・東京都立庭園美術館「アール・デコ貴重書展」
に行ってきました。
メトロポリタン美術館展では、時代ごとに主要な画家の作品を観ることができました。
フラ・アンジェリコ、フィリッポ・リッピ、エル・グレコなどの宗教画、
カラヴァッジョやジョルジュ・ラ・トゥール、ルーベンスにフェルメールにレンブラント。
ターナー、クールベ、コロー、マネ、モネ、ルノワール、ドガ、セザンヌ、ゴッホ…などなど。
知らなかった作品で印象に残ったのは、
ジャン・シメオン・シャルダンの「シャボン玉」です。
シャボン玉をつくる若い男性の額に、光の反射によって大粒の汗があるように見え、
まるで生きているような躍動感に驚きました。
それから、ターナーのヴェネツィアを描いた作品。
以前、ターナー展に行った際は暗い色使いが多いなぁという印象だったので、
ヴェネツィアらしい淡い光と水面の色使いにびっくりしました。
それにフランソワ・ブーシェの「ヴィーナスの化粧」にも圧倒されました。
the モーツァルトの時代!
あとはベラスケスも素敵だったし、ドガの指の跡もしっかり見られたし、
セザンヌも素敵だったなぁ。
ウィーン留学中に各地の美術館にたくさん行っておいて良かったなぁ…。
また美術館巡りしたいなぁー…。
(留学中はアルバイトでお金を貯めて、行ってみたい都市に格安旅行をするのが毎年恒例でした。ユースホステルや夜行列車など、今思うと結構やんちゃな旅をしてました。)
都立庭園美術館では、素敵な館内でたくさんの貴重な書物が見られました。
やはりこの美術館は内装が特別美しいです。
アール・デコのデザイン大好き。
特に目に留まったのは、
ドビュッシーの楽譜絵本「おもちゃ箱」。
色使いもとてもかわいかったです。
庭園には爽やかな風が吹き抜けて、とても気持ちの良い午後でした。
素敵な美術品をたくさん観て、いろいろと思いを馳せた楽しい週末となりました。